この記事ではXiaomiの Smart Band 8を実際に購入して使い倒した自分が、良いところ以外にも、いろいろな欠点にも気づいたので包み隠さず紹介していきます。
- 実際に使ってる人のレビューか見たい
- 前作のXiaomi Smart Band 7との違いは?
- ぶっちゃけ残念なところは?
こんな疑問に答えていきます。
Contents
Xiaomi Smart Band 8実機レビュー
Xiaomi Smart Band 8のスペックや外観を写真多めで紹介していきます。
Xiaomi Smart Band 8の概要
商品名 | Xiaomi Smart Band 8 |
料金 | ¥5,200 税込 ※2024年2月現在 |
画面サイズ | 1.62 インチ |
対応OS | Android5.0/ iOS10.0 |
機能 | マルチスポーツトラッカー, 心拍計 |
製品サイズ | 4.8 x 2.25 x 1.09 cm |
商品重量 | 約27 g |
解像度 | 192 × 490 ピクセル、326 PPI |
カラー | ブラック / ゴールド |
一言でいうとXiaomi Smart Band 8はコスパ最高のスマートバンドです。
他の製品と比べてもこの性能で5,000円台のスマートバンドは中々ありません。
外観
前作の「Xiaomi Smart Band 7」とサイズはあまり変わっていませんが、シリコンバンドが全体を覆っていたスタイルから、バンドが独立したスマートな見た目に変更。
これによってカジュアルさが減り、高級感のあるかっこいいデザインになりました。
運動中はもちろん、フォーマルな使い方ができるので、デートなどの普段使いでも違和感なく使用することができます。
さらに独立したことでバンドを簡単に取り外せます。
個人的には「AppleWatch」よりも取り外しが簡単なので、お気に入りポイントです。
出典:mi.com
バンドの種類も豊富なので、自分好みのスタイルを探す楽しみもあります。
同梱物
同梱物は本体の他に専用充電コードと説明書だけです。
注意が必要なのが「Xiaomi Smart Band 8」にはACアダプターが付属していません。
Type-AポートありのACアダプターを準備する必要があります。
設定方法
- 充電器に接続
- 言語選択
- QRコードスキャン
- アプリダウンロード
- アカウント作成
- デバイスを追加
①設定方法は、まず「Xiaomi Smart Band 8」に充電機を接続します。
②充電機に接続すると、「Xiaomi Smart Band 8」の電源が入り言語の選択画面が表示されます。
③言語選択をすると、QRコードが表示されます。スマートフォンでQRコードをスキャンして接続します。
④「Mi Fitness」という管理アプリのダウンロード画面が表示されるのでダウンロードします。
画面の指示通りに進めれば簡単に接続できます。
⑤Xiaomiアカウントが必要なので持っていない場合はアカウントを新規作成します。
⑥スマートフォンの画面で「Mi Fitness」アプリの「デバイス」タブを開いて「デバイスを追加」を押します。
Xiaomi Smart Band 8の6つ特徴をユーザー目線で正直にレビュー
Xiaomi Smart Band 8の特徴を6つに絞って紹介していきます。
1.文字盤(ウォッチフェイス)
文字盤が200種類以上もあり、その日の気分や服装に合わせていろいろ選べるはうれしいです。
なんとミニゲームができる文字盤もあるので、ちょっとした暇つぶしにもなります。
カテゴリー別に探せるので、気に入る文字盤がすぐに見つかります。
もしお気に入りが見つからなかったとしても、カスタムから好きな写真で文字盤を作ることができます。
お気に入りの文字盤をダウンロードしておけば、すぐに変更することができるので便利です。
2.ヘルスケア機能
- 心拍数
- 睡眠の質
- 血中酸素レベル
- ストレス
- スタンディング
- 統計
- 活力スコア
自分はよく寝落ちをするので「睡眠の質」の機能で何時に寝たのかを確認しています。
ヘルスケア機能では、「心拍数」や「睡眠の質」といった定番の機能の他にも、「ストレス値」も測定できます。
ストレスレベルが一定数を超えると、呼吸エクササイズをすすめるメッセージを受け取ることもできます。
3.ワークアウト、スポーツ
150種類以上のワークアウト、スポーツモードが利用できます。
自分がよく行う運動をウィジェットに設定しておけば、使いたいときにいちいち探さなくてもすぐに利用できます。
4.新機能ランニングビーンモード
出典:mi.com
別売りのランニングクリップを使用して靴に装着することで、より専門的なデータが取得できるモードです。
「スマートバンドを靴につけて走る」というのが斬新な発想ですね。笑
5.ペンダントモード
出典:mi.com
こちらもかなり斬新な発想ですね。
文字盤もペンダントモードに合わせたものを選べるので、スマートペンダントとして色々試しても面白そうです。
ちなみにペンダントモードにすると時計機能と歩数計機能だけが使用可能になります。
- 料理をしていて衛生的に手首に物をつけたくない
- 作業をしていて手首のバンドが邪魔になる
こんな場面でペンダントモードが活躍してくれそうですね。
6.その他便利機能
- 歩数計
- アラーム
- ストップウォッチ
- タイマー
- 音楽コントロール
- 天気のチェック
- 通知機能
- 懐中電灯
- スマホのリモートシャッター
- スマホを探す
- 世界時計
スマートウォッチに入っていてほしい機能はほとんどあります。
自分がよく使う機能は
- 歩数計
- アラーム
- 天気のチェック
- 懐中電灯
この辺の機能は使用頻度が高いです。
「懐中電灯」は使うことないと思っていたんですが、自分は夜中トイレに行く時によく使います。
小さい子供がいるので、起こさないように足元を照らしたい時に重宝しています。
明るすぎず優しく照らしてくれるので、かなり気に入って使っています。
Xiaomi Smart Band 8良いところをレビュー
Xiaomi Smart Band 8のおすすめできるポイントを紹介していきます。
ヌルヌルした操作性
前作の「Xiaomi Smart Band 7」 より操作性のヌルヌル感が増しています。
逆に最近のスマホはリフレッシュレートが60Hzを超えていることがほとんどなので、前作の「Xiaomi Smart Band 7」のようにリフレッシュレート30Hzくらいだと、カクカクしていて違和感を感じる人は多いと思います。
リフレッシュレートが60Hzあってこれだけヌルヌル動いてくれるのはストレスを感じることなく使うことができます。
このサイズで1万円以下のスマートバンドだと「カクカク感は妥協しなきゃ」と思っていましたが、ここまでヌルヌル動くのは感動しました。
ロングバッテリー
自分は「Applewatch」を普段から使っているんですが、1日中つけていると充電はほとんど無くなってしまうのでこの「Xiaomi Smart Band 8」の充電持ちは感動しました。
公式では最大16日間充電が持つと書いてありますが、いろいろ使用条件があるみたいなのであくまで最大です。
ちなみに使用条件は、心拍数を30分感覚にしてそれ以外の健康モニタリングはOFFにする必要があるので、あまり使用しない条件ですね。笑
さすがに睡眠やストレスの機能を使う人がほとんどだと思うので最大16時間は目安程度ですね。
実際自分が普通に使ってみたら「10日ちょい持つかな?」くらいの感覚でした。
ただこれだけ充電が持てば十分すぎます。
急速充電対応
高速充電に対応しているので1時間で満充電になります。
充電の持ちがいいプラス1時間で満充電になるのは充電関係でのストレスはなさそうです。
前作の「Xiaomi Smart Band 7」 は2時間で満充電だったので、半分の時間で満充電になるのすごい進化です。
ちなみに充電器をもっとスマートにしたい場合は、こんな商品も売っていました。
純正充電器より充電中のスマートさが格段にあがります。
使っていないときもカッコよく充電したい人は購入を検討してみてください。
軽い
本体は軽くて着けていても全く違和感ないので、ストレスを感じません。
実際に計量したら25gでした。
これだけ軽いと、着けているのを忘れることもよくあります。
ちなみに「AppleWatch」も計量したら倍以上重たかったです。
スマートバンドは1日中着けて生活を送る人が多いと思うので、軽いのはうれしいポイントですね。
自動調光
自動でディスプレイの光を調節してくれるので、自分のいる場所が明るくても暗くても、環境にあわせて常に見やすく画面を表示してくれます。
高価格帯のスマートウォッチには備わっていることが多いですが、5000円台のスマートバンドで自動調光がついているのはかなり珍しいです。
低価格
このスペックのスマートバンドを5000円台(セール中なら5000円以下の時も)で購入できるのは、かなりコスパが良いといえます。
コスパ重視で1万円以下のスマートバンドを探している人には、自信をもっておすすめできます。
Xiaomi Smart Band 8の残念ポイントを正直にレビュー
Xiaomi Smart Band 8のいまいちポイントを紹介していきます。
アプリに対応していない
最大の残念ポイントが、ZeppLifeアプリと連携ができなくなったことです。
前作の「Xiaomi Smart Band 7」 ではZeppLifeアプリを使用できましたが、今作の「Xiaomi Smart band 8」では使用できません。
「Zepp Life」→「Mi Fitness」に変更になりました。
「ZeppLife」アプリの優秀なところは以下の4つ
- LINEのクイック返信が可能
- Googlefitと連携可能
- Miスマート体組成計に対応
- スケジュール確認が可能
これだけの恩恵を受けれなくなるのは、かなりのマイナスポイントだと思います。
前作の「Xiaomi Smart Band 7」 でこの機能を使っていた人は注意が必要ですね。
とはいえ、「Mi Fitness」にもメリットがあります。
- 常時点灯のデザインをアプリで確認可能
- 今後のシャオミの新作にもスムーズに対応可能
これからは「Mi Fitness」が推奨されると思うので、今のうちに慣れておきたいですね。
物理ボタンがない
「AppleWatch」に慣れていると、物理ボタンがないことに違和感がありました。
左が「Xiaomi Smart band 8」
右が「AppleWatch」
自分の場合、よくわからない画面になったら「とりあえず横のボタン押せばいいや」くらいに考えていたので、ないと少し不安になります。笑
あと電源が落ちた場合、充電器をつけて電源が入る仕組みになっているので「物理ボタンで電源オン」に慣れている人は不便に感じるポイントです。
ただ「AppleWatch」の場合は物理ボタンが手にあたって痛いことがあるので「Xiaomi Smart band 8」の方がその点スマートと言えます。
Xiaomi Smart Band 7のバンドと充電器に互換性がない
当たり前といえば当たり前ですが、接続部分の構造が変わっているので前作の「Xiaomi Smart Band 7」で使えていたバンドが使えなくなりました。
「Xiaomi Smart Band 7」の時に使っていたバンドが使いたい人は、諦めるかテープでガチガチにしばりつけるしか方法がなくなりました。笑
充電器は以前のを使えてもよさそうですが、残念ながら使用不可です。
もちろん「Xiaomi Smart Band 8」純正の充電器が付属しているので、余程「Xiaomi Smart Band 7」の充電器の思いれのある人以外は基本的には問題ありません。
Xiaomi Smart Band 8はサウナでつかえる?
結論から言うと「Xiaomi Smart Band 8」はサウナでの利用を想定していないのでおすすめはしません。
ネットでいろいろ調べていると「Xiaomi Smart Band 7」の時は問題なくサウナで使えたが「Xiaomi Smart Band 8」は熱停止した。
という人が何人かいました。
サウナ用で考えている人は「Xiaomi Smart Band 7」の方がおすすめかもしれません。
実験として実際にXiaomi Smart Band 8をサウナで10分使用してみましたが、全く問題はありませんでした。
ただ個体差があるのと、もし電源が停止してしまうと起動するのに充電器が必要になるので、旅行先で熱停止してしまうとそこから先は時間すら表示しないただのバンドに成り下がってしまうのでご注意ください。笑
Xiaomi Smart Band 8で快適な生活へ
Xiaomi Smart Band 8は、手軽な価格で高い機能性を求めるユーザーに適したスマートバンドです。
- 洗練された外観
- 優れた操作性
- 長持ちするバッテリー
- 急速充電のサポート
この価格帯では見逃せない魅力が満載。
多彩なヘルスケア機能やワークアウトの追跡機能を利用すれば、日常生活はもちろん、運動時のパフォーマンス向上にも貢献します。
ただし、アプリ未対応や物理ボタン欠如、前モデルとのアクセサリー互換性不足は考慮すべき点。
総合的にレビューしてみると、1万円以下で手に入るガジェットの中では非常にクオリティの高いスマートバンドと言えそうです。
コスパのいいスマートバンドを探している人は、Xiaomi Smart Band 8の購入を検討してみてください。